昼職を飛びまくるとどうなるのか①
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆昼の世界でも仕事を放棄し、会社を飛んでしまう残念な人たちは少なからずいます。実際に昼職で「飛ぶ」という行為を繰り返す層は一定数いるものの、バックれまくったあとの結末を知る人の数は多くありません。一体どうなってしまうのか、解説していきますね☆
そもそも昼職を飛ぶとどうなってしまうの?
夜職はお店を無断でやめても、飛んだ時点で「ハイ終わり」です。
給料も支払う義務はないですし社会保険や厚生年金に加入していないため、いなくなった時点で即終了という感じ。
売れっ子だったり在籍年数が長ければ何度か連絡が来るとは思いますが、音信不通を貫けばお店もそれ以上は追いません。
去る者追わずが常識の世界ですから、夜職のクールな一面はこういったところにも現れるんですね。
しかし、昼職となれば飛んで全てが終わることはありません。
しつこいくらい連絡がきますし、本人が出ないのであれば緊急連絡先に記載した番号にまで電話を掛けます。
個人事業主ではなく、責任能力を強く問われるので夜職のように即日で全てをまっさらにすることはできないのです。
退職できないといったことはないですが飛ぶと多くのデメリットが発生し、次回の転職に支障をきたす可能性が高いのでバックレは絶対にやめましょう。
昼職を飛ぶとやめられないことはない、が・・・
昼職を飛んで音信不通が2週間と続けば、会社は社員を懲役解雇できます。
「懲役解雇とは罰則違反で解雇する」という意味なので内容としてはかなり重いですが、会社をやめられるので退職は可能です。
ただ飛んでしまうと退職時の書類や社会保険証の返却を郵送するなど、のちのち面倒な作業が降りかかってきます。
会社員ではなくなったのですから厚生年金も脱退しなければなりません。夜職のように簡単に辞めて終わり、にならないのはこういった部分でしょう。
やめられないことはないですが、とにかく面倒事が増える。これならちゃんとやめれば良かったと思う人が大半だそうです・・・。
自宅に会社に人間が来てしまう可能性高し
バックレたあと、何日も連絡がつかないと会社の人間が自宅訪問にやってきます。
これは飛んだ人間を詰めたいのではなく、本人の身になにかあったのではないか?という安否確認の意味が含まれるから。
大きな事件や事故に巻き込まれていたら会社としても大変ですからね。
ちなみにあまりに連絡がつかないと警察に届けられることもあるようです。
昼職を飛ぶと、親や親族、配偶者にはバレる
入社時の書類には必ず緊急連絡先の記入を求められるため、飛んだ直後に本人と連絡がつかないと「緊急連絡」が入ります。
こちらも先ほどの自宅訪問同様、安否確認。事実を確かめるためにも周囲から情報を得ることが必要不可欠ですからね。
なのであなたが昼職を飛び、音信不通を貫いていると親や親族、配偶者にはほぼ確実にバレるでしょう。
たまに緊急連絡先の方に連絡を入れない会社もあるようですが、稀なケースだと思っていた方がいいかもしれません。
退職金が発生しない、給料が減る恐れも
バックレは会社規則に反した辞め方ですから、無事に退職ができても退職金や給料の減額があるかもしれません。
もし懲役解雇の場合は最も重い罪という扱いなので退職金が支払われないかも。
会社規則に「懲役解雇の場合は退職金及び給料の支払いはしない」といった内容の記載があれば、お金はもらえないのです。
会社によってルールが異なる部分ですが、大抵の人は就業規則などの項目をしっかり見ていないのが事実。
バックレてから「給料もらえるラッキー♪」と思いつつ、実際は・・・なんてことも、残念ですがよくある話ですね。
損害賠償の請求がいく可能性は低い
よく会社をバックレると損害賠償を請求される噂がありますが、実際に請求される可能性は低いです。
入社時に「〇日契約」といった勤務日数縛りや、関わったプロジェクトの契約中に飛ぶと契約違反で請求されることもありますが。
確立としてはかなり低いので、基本的に罰金を支払うことはないのです。
だからといって飛ぶのはご法度。お金が発生しなくても諸々のリスクが大きいですから、バックレていいことはまずありません。