昼職で大事な節税、これで税金の負担を軽くせよ
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆水商売は個人事業主。確定申告を自分で行うため、節税の知識がきちんと頭に入っている人もいるでしょう。昼職に転職後もその経験が活きますが、個人事業主の時とは異なる点も多いため、会社員としての節税テクを知っておくと便利です。
一人暮らしの昼職が簡単にできる節税テクニック
会社員になると年末調整を会社で行ってくれるため、基本的に確定申告は不要なのですが
申告をすることでお金が返ってくる、税金を押さえることができるので、やらないよりやった方が確実に得です。
昼職のみを経験している人の中には節税に関する知識が全くないケースも多く、お金の面で大幅な損をしていることも・・・。
少しでも自分の手元にお金を残したいですよね。
税金で苦しめられるようなことが少しでも減るよう、負担を軽くする方法は押さえておくべきでしょう。
最も簡単なのはふるさと納税
ふるさと納税がよく分かっていない人も多いのですが
自分で好きな地方自治体を選択し、商品と引き換えに寄付をする→その分の控除を受けられる仕組みです。
とはいっても翌年の住民税を前払いする形なので、「節税」とは少々意味が異なるかもしれませんが。
でも返礼品がもらえて、税金を先払いできるシステムに魅力を感じ利用する国民がほとんどです。
年収によって控除額は異なり、上限が設けられていますが最も簡単にできる節税テクニック。
やらないよりかはやったほうが確実にいいので、さとふるなどのサイトを使って寄付をしてみましょう。
最近は返礼品が届くスピードが早い自治体も多く、3日程度で商品が届いた!なんてケースもあるそうですよ。
個人積立年金のiDeCo、少額投資のNISAも始めやすい
iDeCoとNISAを分かっていない人もいるため、簡単に説明するとこんな感じ。
- iDeCo→個人で年金を60歳まで積み立てる制度
- NISA→NISA専用口座で少額の投資で運用する制度(非課税)
NISAは上限が定められているものの、運用して獲得した利益に税金がかかりません。
節税効果は現時点ではやや薄いですが今後は上限の引き上げや一切税金がかからなくなる、などシステムの変更が囁かれているため
今のうちに始めて資金を増やしておくと、将来への不安が少し減るかと思います。
iDeCoは個人で年金を積み立てていくものであり、積立てた金額が所得税控除の対象に!
60歳を迎えるまで積立金を引き出せませんが少しでも節税をしたいなら、早い段階でiDeCoを活用しましょう。
生命保険、地震保険も所得が控除される
生命保険や地震保険に加入している人は、必ず確定申告をしましょう。
これらは所得税や住民税控除の対象です。支払う保険料によって控除額は異なりますが、場合によってはかなりの節税になるのだとか。
基本的に控除を受けられるのは以下の通り
- 生命保険料控除
- 個人年金保険料控除
- 介護医療保険料控除
- 地震保険
それぞれ加入プランなど条件はありますが、加入している人は申告しないと損をしますよ!
医療費控除で少しでも負担を軽く
病院へ行った領収書、すぐに捨ててしまっていませんか。
実は年間で使った医療費に応じて控除の対象となるため、必ず領収書は手元に残し、いくら支払ったかを確認してください。
一定額を超えた時点で対象となりますので、病院に行く回数が多い人ほど気を付けたい項目です。
入院費や通院費、リハビリ代だけではなく、歯列矯正や日帰り手術、視力回復手術なども該当しますよ!
美容整形はもちろんダメですが(笑)控除対象は思いのほか多いので申告時にきちんとチェックしましょう。
もし家を買ったなら、住宅ローン控除もある
家を買っているのなら住宅ローン控除も活用しましょう。新築なら最長13年間、既存の家やリフォームの増改築なら最長10年間控除を受けられます。
一人暮らしでも家を購入する社会人は一定数いますので、所得税の負担を軽減したいのなら必ず申告を!
ただし控除を受けるには家の面積など諸々条件が設けられていますので、自宅が対象かのチェックをしてください。
昼職でも節税できる!収入が減るならお金に対する意識を高く持とう
今回紹介したのはごくごく一部。簡単にできるもののみを挙げたので、深く追求すればまだまだ控除できる項目はあるのです。
少しレベルを上げた節税をしたい方向けに別記事を用意しますから、ぜひそちらも参考にしてください。
昼職に転職をするのなら多少なりとも収入が減るはず。
だからこそ金銭に対する意識を高く持ち、今までの金銭感覚のままではいないようにしましょう。
お金は無限に発生するものではないからこそ、節約できるところは頭を使って財産を守るべきです。