就職→風俗転職→再就職について

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆今回は風俗勤務の女の子へ送る記事。元々昼職から風俗へ転職した場合、なかなか再就職が難しいことも。なぜ難しいのでしょうか?詳しく解説していきますよ☆
元昼職の風俗嬢さんは多い
今まで様々なナイトワーカーさんを見てきましたが、元々昼職勤務だった風俗嬢さんは非常に多いのです。
よく「キャバを18、17からやってた~」なんて声を聞きますが、風俗勤務の女の子の場合、そのケースはあまり見られません。
ずっと風俗勤務という方は案外少ないもので、ほとんどの方が「転職組」なのです。
ですから昼の世界を知っている女の子が多く、昼職への知識もあるのですが……知っているからこそ、再就職に対して消極的になってしまうことも。
実際に「転職組」の再就職は少しばかり困難を極めているのです。それはなぜでしょうか?
きつい世界を知っている
風俗一本になる前は、バリバリ昼で働いていた!なんて子も多いです。
特にブラック企業に勤務していた経験や、ハードワークをしていた過去があると風俗の仕事内容がラクに思えてしまうことも多い様子。
確かにお仕事が入るまで待機所で何をしていても良いのですから、お客様がつくまでは自由時間であると言えるでしょう。
営業をするも良し、寝るもよし、食事をするも良し、お店の子とお喋りするも良し、とキャバクラの待機よりも自由度が高いのです。
過去に休憩も取れないような激務を経験している女の子なら、尚更風俗はラクと考えてしまうのだとか。
仕事内容から見ると決して簡単な職業ではありませんが、勤務形態の緩さから「ラク」と判断してしまうようになるのです。
頑張った分、すぐにお給料が貰えるのも魅力
昼職であまり良いお給料を貰っていなかった、給料遅延が発生していたといった経験があると、更に風俗のお仕事が魅力的に思えてしまいます。
頑張ったら頑張っただけお給料は上がりますし、勤務直後に支払われます。すぐに結果や頑張りが見えるのも昼職とは大きな違いですよね。
キャバクラは月1~2回の支払いですし、昼職に至っては振り込みです。
元々お給料が少なく、給料日前は厳しい生活をしていた経験があると、高額の日払いは実においしいもの。
こうした魅力を知り尽くしてしまうと、なかなか昼職に戻ろうと言う気が起きなくなるのです。
この生活を繰り返す事で、再就職への気力がすっかりなくなっていきます。
稼げているうちはいいが……
最初のうちは稼げる・ラク・自由という良い面ばかりを見るのですが、段々とそれは変わっていきます。
人気嬢になる!一億円貯める!自分のお店を出したい!開業資金が必要!といった夢や希望がない限り、風俗のお仕事が段々キツくなってきます。夢があったとしても、時にはくじけそうになるはず。
やはり毎日好意のない相手に体を売り続けるのですから、当然精神面がすり減っていきます。
夢のため、希望の為でも気が滅入ってきそうになりますから、特に目標がないなら尚の事でしょう。
よほどのプロ意識、根性、仕事へのやりがいが見いだせないと長期で続けられる職業ではないのです。
世間の目もありますし、病気の心配もあります。指名で固め、持っているお客様で回せるようになるのは本当に一握り。
だいたいの女の子がそのポジションを掴む前に、病んでしまうパターンが本当に多いのです。
しかし落ち込んでしまっても、風俗の自由さを一度知ってしまうと再就職と言う考えにはなかなかなれないもの。
収入が落ちても昼職よりかは高い、お店を転々すればいい、出稼ぎに行けばいいと、どんどん考えを先延ばしにしてしまいます。これが再就職ができなくなってしまう、一連の流れです。
キャバクラも十分厳しいお仕事ですが、風俗もそれは同じ。
長期で続ける覚悟がないのなら、先の事もきちんと考えてお仕事をしなくてはなりません。
風俗の最大のデメリットは、歳を取るとどんどんバックが落ちていき、ハードサービスになること。
それはお客様を持っていても同じです。
若い子がソープランドで90分3万円のバックが出たとします。指名を持っていても、歳を重ねるとその金額でNS(ノースキン・コンドームなしのサービス)をしなくてはなりません。
90分3万円は大人の女性でもかなりバックが高い方で、ほとんどの方は3万円も出ません。
ですから足元だけを見ず、きちんと先を見据えていたいものです。
決して風俗というお仕事が悪いなんてことはありません。
ですがナイトワークの中でもちょっぴり短命であることが、皆さんによく考えてほしいポイント。
昼職への転職が難しくなってしまう前に、ぜひ昼コレスタッフへご相談くださいね!