夜職をに卒業したくなる理由第一位は「メンタル」問題って本当?
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職を上がりたくなる理由に「稼げなくなった」ではなく、「メンタルが保てなくなってきたから」を挙げるナイトワーカーが増えています。なぜそのような人々が増えてしまったのか、詳しく解説していきますね。
メンタル問題で卒業したくなるナイトワーカーが増えた理由
夜職は体力だけでなく精神をすり減らす機会が多いため、心が疲れて業界を抜けていく人も少なくないのです。
以前からメンタルに問題を抱えるナイトワーカーはいましたが、現代ではこのような悩ましい壁に直面するキャストが増えているとか。
「最近の若者は!」なんて声も飛んできそうですが、決して現代人の精神が弱くなったのではありません。
今のナイトワーカーは時間外労働の時間も増え、仕事量が圧倒的に多くなっていることが心を閉ざす原因と言えましょう。
SNSの普及がナイトワーカーを圧迫する
キャストが個人アカウントを持つことが当たり前となった今、指名をもらえるチャンスが増えたのは良いことだと思います。
しかし、SNSは完全に時間外労働。投稿そのものに賃金は発生しないため、先行投資的行動であることは確か。
集客のために一生懸命更新するものの多くの人に見られているプレッシャー、感じる義務感は非常に大きいと思います。
シャンパンが空くたびInstagramのストーリーに載せ、出勤ではない日もプライベートを投稿する・・・。
気づけばSNSに支配された生活になり、妙な疲労感を覚えてしまう→メンタル不調といった悩ましい流れが出来上がり。
今はネット集客が一般化したので個人アカウントを持たない選択肢がないのですが、アフターや営業連絡以外の時間外労働が増えるのは精神的負担となるでしょう。
売り上げの高低差が激しい現代、売れれば御の字だが・・・
繁華街にはモンスター級の売り上げを持つキャストがおり、「億」単位を売れる女性も現れているほど。
シャンパンそのものやシャンパンタワーも以前に比べて派手になり、金額も大きく跳ね上がっていますよね。
爆発的に売れればその後の将来設計も立てやすくなったのは、今の夜職の利点でしょう。
けれども人気嬢に太客が特に集中している傾向が強まり、キャストごとの売り上げの高低差が激しくなっているのです。
売れれば御の字、売れなければ泣きを見る。
これは以前から繁華街では当たり前の風潮なものの、よりその圧力が強くなることにより精神を追い込まれてしまうということです。
掲示板で叩かれる、ネットの普及による悩み
ネットが普及したことにより個人への叩き行為があからさまになっています。
- SNSの捨てアカで暴言を図れる
- 掲示板にあることないことを書かれる
掲示板での叩きは十年以上前からありましたが、ネットが普及する=見る人が増えるということなので書き込み数・閲覧数が上昇。
何かトラブルが発生した時、SNSで失言をした時、なんらかの出来事がおきたときに大きく取り上げられてしまいがちに。
本来は叩かれなくていいことも第三者の茶々入れによって、思いもよらぬ方向に話が膨らんでしまうなど。
ネットは使い方を間違えると恐ろしいツールです。その怖い部分に巻き込まれてしまえば、メンタルに支障をきたすのも無理はありません。
昼職に転職すれば夜職特有のストレスからは解放される
夜職は自分自身が売り物となり常に見られている商売。
だからこそ煌びやかな世界を体験できるのですが、常に誰かから見られているストレスは大きいでしょう。
昼職に転職すれば自分を商品として扱うことがなくなるため、夜職特有の悩みからは解放されます。
人目を気にしすぎる仕事じゃなくなりようやく肩の荷がおりた・・・とほっとする元ナイトワーカーも多いですね。
ただ昼職に移ればまた別のストレスが待ち受けていることは、頭の片隅に置いておかねばなりません。
昼の世界も他人の目は気にしなければならない部分です。
掲示板やSNSで叩かれたり、ネット上で噂話と悪口を流されなくなっても、現実世界での陰口などを消し去ることはできません。
一度メンタルがやられると色々な物事が気になってしまうので、気持ちの切り替え方を学ぶのも必要だと思います。
どんな仕事もストレスは必ず感じるものですし、悩みが起きないことはまずないのです。
「転職すれば何もかもが解決」ではないので、上手な対処法を身につけて業界卒業を考えていくのが最も賢明ではないでしょうか。