中卒だと昼職は難しい?世の中の現状をリアルに解説
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆このコラムを読んでいる人の中にも、最終学歴が中卒という人も少なくはないと思います。繁華街は久しく学校へ行っていない人、中退した人など様々なタイプも多いですが、昼の世界ではどう見られるのでしょうか。世の中の現状を嘘偽りなく解説します!
中卒だと昼職への転職は難しい?←答えは・・・
まず先に、結論から申し上げますと中卒は昼職への転職において不利になることが多いです。
絶対に職場が見つからないなんてことはありませんが、高卒・大卒者に比べるとハンデが大きいですね。
一般的な概念だけで考えるなら、多くの場合は最低でも高校卒業資格を取っているため
過半数以上の企業が応募規定として「高卒以上」と定めているのです。
しかし、だからといって諦めてはなりません。学歴が全てではありませんし、近頃は中卒でも雇用する会社も増えているそう。
それに高卒と同等の扱いを受ける方法はいくらでもありますから、悲観する必要は全くないですよ。
ハンデが大きいぶん戦い方を変えるか、ハンデを取り払うかで問題は解決するでしょう。
中卒=何か問題がある?と考える企業もゼロではない
ただ現実を知ってもらいたいので敢えて厳しく書きますが、中卒に対していいイメージを抱かない企業もないわけではありません。
多くの人が高校卒業以上の学歴を持っているため、その中でも中卒だと何か問題があったのかな?と思われやすいのです。
- 10代のころ素行が悪かったのではないか
- 恵まれた環境で育っていないのでは
など、昔ながらの概念が消えない大人は上記のようなことを考えがちなんですね。
企業の体質や雇用側の意見によって異なる部分ですが、一部では中卒の印象が昔のまま・・・なんてことは大いに有り得るでしょう。
中卒だと応募できる企業に限りが出てしまう
冒頭でも言った通り、中卒だと応募できる企業が限定されてしまいます。
だいたいどこの会社も応募資格は高卒以上ですし、大手企業だと大卒資格を問われるので
どんなに人間性が良くても、仕事ぶりが素晴らしくとも経歴だけではじかれるもの。
もちろん学歴・経歴不問ところも最近は増えているので不安になり過ぎる必要は全くないのですが
あなたが希望する職場に行けない可能性があるということは、十分に理解しておいてください。
中卒という就職ハンデを覆すためにはどうしたらいいのか
学歴不問の会社でも大卒、高卒、中卒の人がいて、人間性もスキルも能力も変わらないと、天秤にかけられた時に後者二つは不利になりやすいです。
また、働きたい会社の応募資格が高卒以上ならその時点であなたは諦めなくてはならないでしょう。
中卒は昼職への転職においてハンデになるケースも考えられるため、不利な状況を覆すためにはどうしたらいいのかを解説していきますね。
一番手っ取り早いのは高卒認定を取ること!
高卒認定とは高校卒業と同等の学力を持つことを証明する資格です。
あくまで資格のため学歴が高卒に変わるわけではありませんが、あるとなしとでは大きな差が生まれるもの!
例え応募条件が高卒以上でも、認定試験に合格していれば対象となるケースも多いに有り得るからです。
試験は年二回、一度合格すれば履歴書に書けますから中卒のハンデを挽回するには最も手っ取り早い方法でしょう。
受験費用も8500円と安く、しっかりと対策をすれば合格率も高いためぜひ挑戦してみてください。
学歴不問でも取れる資格を持っておくと、立場をひっくり返せるかも
宅建を持っている、TOEICで高スコアを獲得しているなど難易度の高い試験やテストでの合格履歴があると中卒でも見られ方が変わります。
資格や経歴で一気に有利になる可能性も高いですから、得意ジャンルがある場合はそれを武器にするのもアリですね!
ただ人によってはかなりハードルが高く感じるので、「高卒認定を取る方がよっぽどラク」なんて意見も出るほど(笑)
絶対に不動産業に就きたい、英語を活かした仕事を探しているなど目的がハッキリしている場合に適す方法です。
学歴不問かつ完全実力主義のような職場を選ぶ
生命保険や不動産営業など、学歴不問かつ完全実力主義のような
夜職と似通った部分の多い営業職に関しては、中卒でも就職が可能です。
要は学力ではなく営業成績を問われますから過去は関係ありません。
結果さえ出し続けられるのならお給料もアップし、会社での立場も確立できますので「経歴に自信がないけど仕事ぶりは負けない!」といった方にオススメ。
余裕があるのなら夜職のうちに学校へ通い直す
時間とお金に余裕があるのなら、ナイトワークをしているうちに学校へ通い直すのもいいでしょう。
夜職との両立は大変ですが卒業すれば学校の卒業資格を取れますので、確実性がとても高いからです。
キャストさんの中にも働きながら通信制の高校に通い、資格を取得する人も。
もう一度きちんと勉強しなおしたい、通学や課題が苦でない、一発の試験よりも長期的な目で見た方が向いているタイプはこちらの方法を選ぶのも◎ですね。