コロナ後、昼職と夜職のWワークをする女性が増えている理由
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆コロナウイルスの影響で夜職を上がった人が多いかと思いきや、むしろナイトワーク人口はさらに増えているようです。コロナ後にデビューする女性もおり、今となっては在籍の半分が掛け持ち嬢なんてお店も。なぜこうなっているのか?理由を説明していきます☆
「コロナでナイトワーカーが減った」は間違い!?
2020年頭から日本はコロナウイルスの影響を受け、夜のお店が一時閉店するなど
今までには考えられない、恐ろしき事態に見舞われました。
いつ営業再開できるかわからず多くの人が不安を抱える中、繁華街を去っていく人も。
そのくらいコロナの襲来は国民の想像をはるかに超える驚異的な出来事だったのです。
ワイドショーやネットのニュースなどでは「夜職を辞めざるを得なかった女性たち」と
繁華街の働き手が消えていく・・・のように特集しましたが、実はナイトワーカーの数はそう激減していません。
むしろコロナ禍を経て夜の世界の扉を叩く人さえいて、繁華街の人口は年々増えつつあるでしょう。
その中でも今、目立っているのが昼職と夜職を同時並行するWワーカー。
規則が厳しくないお店だと在籍の半分以上が掛け持ち嬢、といったことも珍しくはないとか。
「コロナウイルスのせいでナイトワーカーが減った」は大きな間違い。
あの時期を持ちこたえたキャストさんも多いことから、繁華街は活気をすでに取り戻しているのです。
なぜコロナ後にWワーカーが増えているのか
いつまた似たような事態に見舞われる可能性が考えられるのに、夜職を始めるのか?
掛け持ち嬢が増えている理由は金銭面が大きく関係しているようです。
いつ収入が途絶えるか不安になったから
コロナ禍で打撃を受けたのは夜の街だけではありません。昼の会社もダメージを喰らい、倒産する企業も見られました。
体力がないところはあっという間に潰れ、路頭に迷った社会人は予想以上にいたのです。
そんなニュースを見て明日は我が身と危機感を覚えた女性も多く
「職場と収入の保険を作りたい」」といった意味で、あえて落ち着き始めた頃に夜を始めるケース。
もし本職を失っても転んだ時の杖があると考えれば、少しは安心できますからね。
若いうちにしかできない方法で稼いでおきたい
夜職に興味はあったけど、飛び込む勇気がなかった人たちがコロナ禍を経て決心したケースもあるようです。
キャリアがあるのなら40代くらいまで夜の世界には出戻りできますが
経歴ゼロだと若いうちにしか採用がとれません。体力的な問題もあるでしょう。
コロナ禍を経て、早い段階でチャンスを掴みたい人々が夜の扉を叩くといったところです。
ボーナスや給料が減ったから
コロナの影響で業績が下がり、ボーナスカットを余儀なくされた企業も非常に多いです。
また歩合制の仕事をしていて対面できない期間や、やり方が変わったせいでお給料が減った人々も。
減った収入の分を埋めるべく、掛け持ち嬢になったケースも複数見られます。
未だに回復が見込めず体勢を立て直せないところもゼロではないですからね。
なくした分を取り返したい気持ちが強く、Wワークをするということなのです。
Wワーカーが増えすぎることの危険性
昔は夜職一本が当たり前でした。時代の変化と共に掛け持ち嬢が現れ、コロナ前も昼職と夜職を両立する女性は多かったように思います。
Wワークそのものは決して悪いことではないのですが、母数が増えすぎると悩ましい問題も起きがち。
例えば掛け持ちはゆるく働けることが魅力であり多くの人の条件なのに、ルールが厳しくなったり
Wワーカーの採用基準が上がったり、急にノルマを課せられるようになったり・・・。
どこも在籍数が飽和状態になって、掛け持ち嬢の面接を受け付けないお店さえ出てくる可能性があるでしょう。
正直なところ、雇用側としてはWワークで夜に専念してくれない女の子をそう多く抱えたくありません。
だったら夜職一本でバリバリ頑張れるコを迎え入れるのは当たり前のことですからね。
母数が増えると“掛け持ち嬢の枠”が一気に狭まるとか。
相当な売り上げを叩き出して仕事をしてくれるWワーカーでない限り、優遇されなくなるのは悩ましい問題です。
もしあなたが夜職を抜けてWワーク希望かつお客様が切れている場合、採用が辛口になることは心得ておくべき。
都心部だと相当なルックスと安定した売り上げが出せない限り、採用基準を遥かに上げてくるお店も増えているので気を付けてください。