なんとなくダラダラ続けちゃう夜職、上がるのって難しい

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆先のことを一切考えずに夜のお仕事をする女性は非常に多いと思います。稼げるし、シフトは自由だしで辞める理由が見つからないと、ついダラダラ働いてしまいますよね。業界を上がる、って現実的に考えるとなかなか難しいこと。将来について考え始めたのなら、卒業への一歩を踏み始めた時なのかもしれません。
夜を上がる決断ができない・・・おかしなことではないんです
どんな方も、夜職はダラダラ続けてしまいがち。
「○○○万円貯める!」「借金を返す」など明確な目標がない限り、きっちりと線引きをすることが難しいからです。
無意識に「上がるかな~」と思うタイプもいますがかなりの少数派。
だいたいの女性が業界卒業の文字が頭をちらついても、「まぁいっか」で終わらせてしまうでしょう。
夜職は続ける上でのメリットもありますが、その分魅力的な部分が多数含まれていますので
ある程度お金になっていたり、生活のラクさを感じているならその環境を自ら捨てるのは非常に勇気がいること!
上がる決断ができないのは決しておかしなことではありません。
夜職独自の恩恵を受けていればいるほど、この世界から離れたくないと思うのは当然のことですからね。
夜職の魅力はお金と自由さ
夜の世界に飛び込む理由ナンバーワンは必ずお金です。お金は要らないからとにかく働きたい、なんて人はまずいないでしょう(笑)
だんだんと稼げない人口が増えている業界ですが、それでも昼職よりかは稼げます。
年齢を重ねても受け入れの窓口は広いですし、探そうと思えばいくらでもお店は存在するもの。
正直な話をしてしまうと、夜に居残ろうと思えばギリギリのところまでは残れてしまうのです。(稼ぎや待遇が二の次ならば)
それにシフトは自由で昼職のように必ず9時出社ということはありません。
お店によっては勤務時間が固定されていることもありますが、その分大きな稼ぎを得られるなら我慢もできるでしょう。
固定給ではない、という部分も大きな魅力。
この二つの良さを知ってしまえば一般の職業に就きたくなくなる気持ちも十分に分かります!
全く稼げなくなった、行くお店がなくなったなど困った理由があれば転職にも踏み切りやすいですが
そこそこ稼げている、まだ選択肢がいっぱいあればわざわざ職を変える必要がない・・・なんてナイトワーカーも多いですね。
指名がたくさん取れていなくてもお店に居残れることも
さすがに指名ゼロでは残留できませんが、厳しいお店でない限り平均的に仕事ができていれば
今すぐクビを通達されず働き続けられます。
また指名が多くなくともヘルプとしての活躍がめざましいキャストや
風俗店であればネットやパネル指名などでお客様のつきがそんなに悪くないキャストをお店側がガッツリ干すことはできません。
その結果クビにならず「そこそこ」の稼ぎを得られるのでなんとか在籍できている状況になります。
ある意味安定的でなような、でも時期が過ぎれば危ないような難しいタイプもキャストさんと言えます。
現実的なことを言うと業界を最も上がりづらいタイプであり、「そこそこ」求められているからこそ
自らいい環境を捨てる必要はない・・・と思ってしまうのですね。
稼げていないくても自由な生活が捨てられない!
あまり大金を求めておらず自由な生活を優先するナイトワーカーも。
月収30万~50万円程度で満足し、大きな買い物をせずにゆったりまったり過ごす・・・。
昼職に疲れて夜職へ行った人、最初から働きたくないタイプが今は多くなっているのでしょう。
自由な生活をしていると就業時間が決まった昼職がとても息苦しく感じるので
業界を上がりたくないと強く思うといった感じ。
この手のタイプも「そこそこ」は稼げているので楽しく過ごせる状態から抜け出したくはないはず。
結果的にダラダラと夜職を続けてしまい上がり時を見失う女性も一定数いるのは事実ですね。
夜職を続けていることに危機感を覚えたら
「いつまでこの仕事をしてるんだろう?」「稼げているけど今の自分に100%納得できない」
このようなことを考え始めたらあなたはすでに業界卒業の一歩を踏み出しているのでしょう。
辞める気が一ミリもないのであれば、“卒業”、“いつまで”、“どうしよう”なんて感情にはならないからです。
頭の隅で危機感を覚えているのならその合図を見逃さないでください。
いきなりスパッとお店を辞め、今すぐ転職活動に臨めばいいのではありません。
現役引退までの道のりもあるのですから段階を経て、着実に昼職への移行を目指すといいですね。
突如退店して即ルート変更!と勢いのいいタイプもいますが、ダラダラと夜を続ける人にスピーディーな決断は難しいはず。
ゆっくりと気を付けて進んでいき、頭の中で答えが出せていれば違う世界での生き方も徐々に見えてくるでしょう。