なぜ元夜職に接客業や営業職が勧められやすいのか
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職をしている最中、昼職への転職を誰かに漏らすと接客業や営業職ばかり提案されてイヤ!なんて声があります。なぜ偏った業種ばかりが勧められるのでしょうか。もし自分が向いていないと感じでいるのなら、全く違う方向へ走るのも一つの手です。
元ナイトワーカー、接客業や営業職が向いていると思われがち問題
夜職は不動産営業へ行きがち、これはいつの時代も言われていることです。
不動産業は元ナイトワーカー率が圧倒的に高く、中には夜職と兼業している方もいらっしゃるくらいですね。
他にも転職後はアパレル運営やカウンセラー、コンサル、美容系など
対人が必須の仕事を勧められがちです。
実際にそちらの方面へ行く人も多いですから、総合的に見て「向いている」と判断されるのでしょう。
けれども全員が全員、これらの商売を引き続きやりたいと思っていません。
転職を考え始めた時に接客や営業ばかり勧められ、「うーん」と頭を悩ませる女性がたくさんいるのは事実です。
ナイトワーカーに接客や営業を勧める理由
接客、営業から離れたい人からすれば勧められても気乗りしないのは当たり前のこと。
でもハキハキと受け答えができて、明るいタイプは残念ながら上記二つを提案されがちです。
なぜこの二種類ばかりが先行するのか?理由を見ていきましょう。
元々やっていたことの延長であることは大きい
夜職は営業職であり、接客業です。相手あっての商売で自分から動かねば何も始まりません。
最初の基盤ができていれば昼職に転職しても、ベースを変えずに仕事ができます。一番の理由はそこでしょう。
全く違う商売をするのも面白いですが、レベル0から始めるのと
夜職で培った能力をフルに生かしてレベル5から始めるのでは雲泥の差がありますよね。
だからこそ昼コレでも、希望している方やできそうなタイプには接客や営業を勧めるのです。
特に不動産に関しては元ナイトワーカーの成功者の事例が多い、というのも理由の一つですね。
実際に希望者が多いから
夜職から単純作業の仕事や事務職に移りたいといった女性は、そこまで多くありません。
だいたいどの方も、先ほど解説した「レベル5~それ以上」の状態からスタートしたいため
どうしても既存のスキルを活かせる仕事となれば、接客や営業になりやすいからです。
不動産業は稼げる可能性が高いですし、接客業もインセンティブ制度などがあればのちのキャリアが作れます。
出身業界が同じ人々から人気のお仕事はまず勧める、これはどこの仲介業者でも考えることでしょう。
接客業や営業職を希望しない場合は、流されないように意思を持とう
お客様から「うちの営業にきてよ」「君は営業職が向いているよ」
など色々なことを言われているうちに「そうなのかな~」と思ったような気分になるかもしれません。
しかし、夜職を上がりたいと考えた時に人と接することに疲れたなんて理由が多いのも事実。
似たような職業を選べば、似たような悩みがやってきやすいので一時の感情に流されてはいけません。
ノルマがあったり指名率を気にしなければならない場合は、夜職と頭を抱えるポイントが全く同じ!
それを面白い、やり甲斐があると思えなくなった時点で方向性を変えるべきなので
周りがいくら言おうと、自分が無理だと思うのなら意思をしっかり貫いてくださいね。
スキルレベル0から始めるリスクも頭に入れておいて
資格やスキルを一切保有せず、接客業や営業職へいかない場合、人によっては「レベル0」からのスタートになります。
全く新しい気持ちで仕事へ臨めるメリットはありますが、その分のリスクがついて回ることは頭に入れましょう。
- ド新人の状態から始める不安と緊張感
- 同期がいる場合や新入社員と同じ場合、進歩のプレッシャーを感じる可能性も
- 仕事が合わなかった場合の葛藤
興味のあること、好きなことであれば根性で仕事は続けられると思いますが
「仕事」になれば能力の差がでるのも致し方のないこと。
もしすぐ結果が出なかった時や、ある程度続けて成長が見られなかった場合は心に余裕がなくなるでしょう。
時と場合によっては再度方向性を見直さねばならないので、レベル0から始めるリスクはあらかじめ知っておくべきです。
新たなフィールドで違うことに挑戦するのは決して悪いことではありません。むしろいいことです。
自分は挑戦したいのか?それともレベル5~から物事を始めたいのか?
この部分を考えるだけでも、あとあとの動き方がずいぶんと変わってきますよ。