ずっと夜もイヤだけど会社員もしたくないと思った時に考えるべきこと

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆夜職を卒業したいけど、かといって昼職もイヤ・・・なんて声を時折耳にします。お金は欲しいけど自分を商品とするお仕事に限界を感じた時、すべきこと・考えるべきことは何なのでしょうか?高収入を手にできるうちにやれることはやっておきましょう!
夜職が疲れた時こそ慎重に考えたい
いくら夜の世界が楽しくとも、疲れを感じる瞬間はどんなナイトワーカーにも訪れます。
ふとお客様を接客するのがイヤになったり、出勤する気が起きなかったり、連絡を全部絶ちたくなったりなど。
24時間誰かと繋がっていて、恋愛感情のない相手に好意を寄せられる事実に嫌気が差すこともあるでしょう。
しかし、疲れたと思った時こそ慎重に考えたいもの。
辞めるのは簡単ですが、いざ次に何をするかをパッと思いつかないのなら安易に職を捨てるのは危ないからです。
「パパがいるからしばらくは食いつないで・・・」というケースも見られますが、いつ相手がいなくなるかもわかりません。
夜にどっぷり浸かったナイトワーカーの多くが、夜職はしたくないけど会社員もイヤなどの強い意見を持っています。
要するに“今後どうしていいか分からない”のですね。
どっちの世界にも全く属さないということは相当な収入がない限り難しいので、一度冷静になって考えてみましょう。
なぜ会社員がイヤなのか?その理由を暴いてみた
筆者はさまざまなナイトワーカーに出会いましたが、会社員がイヤ!と嘆く方の理由をまとめてみると以下の通りです。
- 組織にずっと属しているのが面倒くさい
- 上下関係がダルい、うまくやれる気がしない
- 人に指示されて動くのが苦痛
- 人に怒られたくない・注意を受けたくない
- 「常識」を押し付けられるのがムリ
- 収入が低そうだから
- 自由度が低いから(社内ルールや決められた時間に出勤など)
ナイトワークにもさまざまなルールが定められているものの、基本は“自由”ですよね。
よほどの禁忌を犯さねば追放されることもなく、店にいることが気まずくなれば別のところへ行けばいいこと。
業界まるごと出禁になるキャストさんって、滅多に見当たらないのではないでしょうか?
どんな理由があれいつも受け入れてくれる夜の世界にいると、会社というものが窮屈に感じるのも無理はありません。
「売り上げていればOK」な部分も多く、女性に対しては優しすぎるほど優しいのが夜職なので
そもそも怒られたり、叱られたり、激しく注意を受けることもないですからね。
例えお客様に怒られても「腹が立ったから切った」が成立してしまう仕事なのですから。
夜の優しさ、甘さに慣れ切ると囲いがきっちりした昼職がツラく思えるのは確か。
筆者もナイトワーク経験者なので、上記の理由には思わずうんうん、とうなずいてしまうものもありました・・・。
会社員がしたくないのなら、自分で稼ぐ方法を見つけよう
「元キャバ嬢がサロンを開業」など、会社員歴がなくとも昼職の道には進めます。
正直なところお金さえあれば経営や開業はできてしまうので
夜職卒業後は全員が全員会社に入らねばならない・・・なんてことはまずありません。
ただ働かなければどんどんお金は減っていく一方ですから、固定給がない商売へ就く場合は自分で稼ぐ方法を見つけましょう。
経営は周りからカッコよく思われがちですが、決して簡単なものではありません。
会社を設立してはい終わり!ではないため、ビジネスを継続していくための努力がないとあっという間に潰れてしまいますよ。
「経営」「開業」「オーナー」などのワードにナイトワーカーは少々踊らされやすい(または騙されやすい)ので
聞こえの良さだけで職業を選ばないこと。
お金を持っているとできる可能性は広がりますが、その分アヤしげな話や人も寄ってきやすいです。
会社員をしたくない一心で変な話や誘いに乗らないよう気を付けてください。
夜職と昼職を天秤にかけて考えるのも◎
昼と夜、似通った部分はあれどまったく異なる世界です。
夜は夜でおかしなところがたくさんありますし(苦笑)、昼職が大正義と筆者は思いません。
どちらもメリットやデメリットが必ず存在しているので、天秤にかけてよーく悩みましょう。
一生夜で生きるのも勇気のある行為ですし、卒業をするにも相当なエネルギーがかかります。
どちらも確実な将来性があるとは言えませんから、最終的に決めるのは自分自身です。
ただ精神的・経済的なバランスが危うくなっている場合は安定を求める方がいいですし
刺激や高収入を求めるのであれば、固定感が強い世界に行くべきではないですよね?
自分が何を最も大切に考えているのかを、今一度整理してみてください!