お給料が安定しない人こそ、夜職を卒業できない傾向にあった!

昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆お給料が青天井である夜職は、自分の力次第で大きく稼ぐことが可能です。たっぷり稼いで上がることが一番の理想ですが、現実は波があるケースも多く、増減が激しい人ほど夜を卒業できない傾向にあるとか……?その理由を詳しく解説しちゃいます☆
夜職のお給料を安定させることは難しい
夜職は完全実力派の社会で、頑張った分だけお金となって跳ね返ります。
だからこそナイトワーカーは日々努力を重ねるのですが、お給料の安定は簡単なことではありません。
最初はドーンと稼げても先細りになったり、収入のアップダウンが激しかったり、当欠や遅刻が段々増えてしまったり・・・・。
コロナウイルスや地震のような出来事でも大きく影響を受ける業界です。人並み以上の営業をしない限り、何十年も稼ぎ続ける人はほんの一部でしょう。
- 指名がなくお店を転々としている
- メンタルの浮き沈みが激しい
- やる気が続かない飽き性
- フル出勤をしたことがない/達成できない
特にこれらに当てはまるタイプは、毎月の収入の差がとても大きいと言われています。
何もかも自分次第でお給料が決まる夜職、安定をさせるには相当な労力が必要なのです。
お給料の波が激しいナイトワーカー、卒業できない理由はナゼ?
安定して稼ぎ続けるタイプよりも、毎月の収入の差がひらくタイプの方が、夜職を卒業しづらい傾向にあります。
その理由はなぜかと言いますと、「一度高収入を得てしまった経験が忘れられないから」です。
例えばフル出勤で月100万円を稼いだ翌月、気が抜けたように週1出勤→月収20万円だったとしましょう。
差が80万円と非常に大きいのですが、先月100万円を手にした過去を持つと「頑張れば私はいつだって稼げるし」と思いがち。
過去の栄光にすがった状態でいると、なかなか現実を正面から受け止められません。「本気を出せば」「頑張れば」の言葉に依存し、常に本気を出し続けることができなくなる恐れがあるのです。
お給料の波が激しいナイトワーカーはやる気が続かないか、指名客が切れやすいか、メンタルが安定しないないか、の大きく分けて3つ。
毎月コンスタントに3桁を稼ぎ出す人に比べると、少々気合が緩やかであることも多いですね。
夜職は「いつだって稼げる」「本気を出せばある程度の収入は手にできる」かもしれませんが、それでも限界はあります。
年齢や見た目や経験の薄さがハンデになる分、リスクが大きいお仕事。
誰しもが急に稼げなくなる可能性さえ秘めていますから、甘い考えを持ったままでいると危険ですよ!
高収入を維持できるナイトワーカーこそ、すんなりと夜を上がる
これはよく言われていることですが、毎月3桁以上を稼ぎ出す女性ほど、意外とあっさり夜を上がります(笑)
本気で駆け抜けた分やりきった達成感があるケースも見られますし、稼いだお金を「どう運用していくか」「何に使うか」を真面目に考えている人が多め。
ダラダラと夜を続けず、次のステップへ踏み切れる勇気も持ち合わせているということですね。
どんな商売であれ、「仕事ができる人」とは将来まで見据えられるタイプを差します。
今いる環境だけでなく、2年、3年後のことまでしっかりと考えている。だからこそ未練なくすんなりと業界を卒業できるのでしょう。
低収入が続くナイトワーカーも、覚悟を決めやすい
大きく稼いだ経験がない、または低収入が長く続いたナイトワーカーも昼職へ移る覚悟を決めやすく、夜を上がりやすいようです。
金銭感覚がそこまで狂っていないか、夜の世界で本気の限界を感じればどこかで区切りをつけなければなりません。
連日お茶、何年頑張っても指名客を多く抱えられないなど、解消できない悩みがあるままだと、夜職を続けていても意味がないですからね。
コロナウイルスの影響を大きく受け、売り上げが何カ月も低迷した方はこの手のケースに当てはまることも多いとか。
実際にコロナ禍で昼コレへ相談へ来た女性も、低収入が続く→上がる覚悟ができた、なんてお話をよく聞くくらいです。
収入の減少は夜職を卒業するか、否か?のバロメーターになると考えてもOKでしょう。
収入の増減が激しいナイトワーカーは「年収」単位で考えよう
月収がいくら・・・ではなく、年収でお給料を考えてから昼職への転職を考える。
収入の上げ下げが激しいナイトワーカーこそ、ここ2~3年間の年収をまずは確認しましょう。
恐らく数年間の年収を知らない方も多いですが、ご自身の稼ぎを把握できていない時点で問題です。
手元にある給与明細は必ず目を通し、日払いのお仕事をしている場合は1日の収入をスマホにメモしてください。
「今月は稼いだぞ!」と思っても翌月が0円では、トータルで大きく稼げていない年があるかもしれません。数字に現わすとよく分かるため、面倒でもこの作業は必ず行う、コレが鉄則ですよ。
年収単位で考えると自分の稼ぎ、そして月々のアップダウンが目に見えてきます。
あまりに差がひらき、安定していないようなら夜の世界にはもう見切りをつけるのが賢明かもしれません。
夜職を上がるか悩んでいる、覚悟が決まらない方は自分の収入をしっかり把握するところから始めましょう。