「AIに仕事を奪われるから転職してもムダ」←本当に昼職はなくなるのか?②
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆前回に引き続き、AI導入による昼職への影響についてお話していきますよ☆まだまだ世の中に広がって間もない技術ですが、テクノロジーが瞬く間に浸透すれば世の中が大きく変化することも十分に有り得るでしょう。AIによって全ての可能性が潰れるわけではないため、正しい情報を得ながら転職をするか否かを決めていくことがカギとなります。
夜職がAIに仕事を奪われないと言い切れますか?
働くキャスト自身が売り物となる夜職。個性が武器となる商売ですからAIが仕事を代行する確率はかなり低いと言えるでしょう。
しかし、彼らに奪い去られる心配が全くないとは言えません。
なぜなら近頃はVチューバーや配信業など、直接触れない存在でも大きく支持を受ける時代。
つまり生身の人間ではなく、作られたAIを受け入れる層が広がれば人々の概念が変わっていくもの。
夜職が完全に消えることはないものの、彼らに圧倒される可能性がゼロと断言できないのです。
またボーイの仕事である在庫管理などの裏方作業にAIが導入されることも予想されていますね。
夜職はまだまだアナログな部分が多いものの、いつまでも社会を逆走しようと考える経営陣は意外にも少ないので
いずれは夜の世界にもAI導入が当たり前になっていくと思います。
AIの代行が難しい昼職はあるのか
技術が進歩すれば何もかも機械が代行してくれそうですが、限界はあります。
彼らは教えられたことを忠実に再現はできるものの、意志がないので個性を出せません。
前記事からお伝えしているように個々の特徴が光るものはAIにも真似が難しいため、臨機応変を求められるような商売は残ると言われています。
果たして臨機応変が必要な昼職とはどんなものなのか、あなたは予想がつきますか?
①心理カウンセラー
機械には感情がないので誰かの悩み相談を聞き、相手に合わせた的確なアドバイスはできません。
それぞれが抱えた事情を把握し、話を聞き、良い方向へ導くのがカウンセラーの仕事ですから
経験値だけではなく相談者に寄り添う心、そして臨機応変な対応が求められます。
複雑化する現代社会でメンタルに疾患を抱える社会人が増えていることも、「今後もなくならない仕事」と言われる理由の一つ。
マニュアル通りのことのみを遂行するAIにカウンセリングは難しいため、現時点で彼らが代行できる日はあまり予想がつかないはずです。
②医療関係や介護
病状や身体の状態は十人十色。
解明されていない難病を抱える患者さんもいるため、医療や介護はAIに丸投げが不可能な職業です。
AIも学習させればある程度は診断なども可能になるかもしれません。
しかし機械の恐ろしいところは正常に作動しなくなった時のこと。生身の医者でさえ誤診が発生しますので、彼らが認識を間違えれば大問題に!
また①の心理カウンセラーのように患者の気持ちを汲み取り、治療方針を考えられるのは人間あってのこと。
技術だけではなく精神的な部分でのサポートも多い仕事のため、AIに任せきりができないのです。
③イラストレーターや執筆などの芸術系
AIが描いた絵や文章が話題ですが、彼らに仕事を根こそぎ持っていかれるかと聞かれれば「YES」と断言できません。
個性あふれる作品を生み出せる且つ、すでに名前が通っている人々なら今後も安定して仕事が降ってくるでしょう。
全てが無難で個性があまりない芸術家だとAIの代行で十分まかなえてしまいますが
他に真似できぬ技術があるのなら機械には叶わぬ作品を作れますからね。
④塾講師、教師などの教育関係
一見AIが代行できそうな職業ですが、人にものを教える時こそ「臨機応変さ」が大切です。
生徒によって進み具合や理解度も異なりますから、教育はマニュアル通りに進まないもの。
テキストや問題を作ったり、テストの総合成績の分析などを任せることはできますが、AIに頼り切りというのは不可能でしょう。
⑤営業職
不動産、生命保険など営業職も人と人とのコミュニケーションが必要不可欠なので、AIが前線に出るのは難しいと思います。
大まかなプラン提案なら彼らに代行させられますが、それぞれの事情や要望を組むのなら人手が必ず必要になるハズ。
特に営業職は担当者と利用者の関係作りも重要ですから、機械だけで全てをカバーできません。
よくサイト上にチャットボットの問い合わせページがありますが、結局イレギュラーな内容は担当者と直接対話になりますよね。
それと同じでマニュアルだけ全解決が叶わないこそ、臨機応変さが重要ということです。
AIの影響を受けない職業に転職したいのなら
AIの影響を受ける仕事・受けない仕事の差が今後はさらにハッキリとしますので
昼職に転職する際に不安なら、彼らの代行が難しいであろう職業を狙うといいでしょう。
前回と今回の記事を読んだらもうお分かりかと思いますが、高い技術や知識、そして人との関わりが必要不可欠な業務内容だとAIの影響を受けづらいです。
昼職すべてが機械の支配下に置かれる可能性は薄いですし、夜職も彼らに乗っ取られないとは言い切れません。
何が起こるか分からないからこそ怯えるだけではなく、今のうちから先を見据えて行動すればいざという時に焦らなくて済みますよ。