「常識がない」と言われた!ナイトワーカーにありがちな「非常識」な部分について
昼コレ女子の皆さん、こんにちは!元ナイトワーカー・現昼職ライターのしらいしあやです☆昼職と夜職での常識は大きくズレているため、ナイトワーカーが転職後に「常識がない!」と注意されてしまうのはよくあること。一体どんなことが原因で指摘を受けてしまうのでしょうか?解説していきますよ☆
ナイトワーカーの常識はお昼の世界とは大きく異なります。売り上げがあるキャストが一番偉いですし、年功序列など一切関係ありません。いくら年下でも後から入ってくれば全員後輩、ベテランならボーイさんやキャスト全員に敬語を使わない人だって多いでしょう。
夜職ではこれらが当たり前に曲がり通っていますが、昼職ではそう簡単にいきません。他にも異なる点は多数見られ、ずっと同じ世界に居れば当然“染まり”ます。その状態が続けば最初は違和感を覚えていた部分もすんなりと受け入れられるようになり、結果的にお昼の世界とのズレが見られてしまうのです。
昼職に転職後、困ってしまわないためにも今一度自分自身のズレ、常識的な部分を見直してみましょう。いきなりこう言われても思いつかないと思いますが、行動を振り返ると「常識がない」行動を気づかない間にしているかもしれません。
歩きたばこ、ポイ捨ては普通じゃありません!
夜の繁華街を歩いていると歩きたばこをしているナイトワーカーを多く見かけませんか?スカウトマン、ホスト、何なら吸いながら歩いている女の子さえいるほどです。喫煙所以外の喫煙もしょっちゅうで、街中でたばこを吸うのが普通となっているでしょう。そのまま出たゴミをポイ捨てしてしまうこともザラです。
周りの人間が当たり前のように行っているので、徐々に違和感を覚えなくなっていると思います。けれども同じことをオフィス街ですれば、あなたは確実に冷たい視線を浴びせられることは確実!
歩きたばこは社会問題にもなっていますし、紙タバコなら通行人にケガをさせてしまう可能性だってあります。本来指定の場所以外で吸うことはルール違反ですので、街中でスパスパ吸っていることが普通だと思わないようにしてください。ポイ捨てに関しても同じです。自分で出したゴミは自分で持ち帰る、これはもう大人になった今説明すべき内容ではありませんよね。
夜の街にいると毎日常識外れの行為を見かけるため感覚がマヒしがち。目の前で行われていることが世界の全てを想わないことが大切です。
遅刻、寝坊、ため口などなど・・・怒られた経験はありませんか?
夜職は寝坊や遅刻に寛容です。もちろん罰金を取られてしまいますが、お金を払えばそれ以上はうるさく言われることってないですよね。連日の寝坊、遅刻でない限り厳しい注意などが入ることはありません。夜の世界は基本的に女の子にとっても甘いのです。きちんと売上さえ立てていれば勤怠の面について深く追求されることがないのも、夜独特の文化だと思います。
先ほども説明した通り、“売り上げがある人が最も偉い”のです。ナンバーに入っていればそれなりのワガママは通りますし、ボーイや他の女の子に敬語などを使わなくても咎められません。例え相手の心のうちで「イヤだな」と思われていても、みんな売れている人には何も言えないのです。
しかし同じ感覚を引きずり過ぎて、指名のお客様に怒られた経験があるナイトワーカーは意外と多いのだとか。
例えば約束の時間から大幅に遅れた、当たり前のように寝坊して同伴を無断キャンセルした、目上の人への接し方がなっておらず怒られた、などなど。いつしか謙虚な心を忘れ、それが接客にも悪影響を及ぼすマズいパターンです。
そもそもナイトワーカーはボーイや店長などに酷く怒られることがありません。お店に女の子がいなくなってしまっては困りますから、どんなにあなたが良くないことをしても叱責するなんてまずありえないこと!
働く年数が長ければ長いほど「怒られる」経験がなくなっていきます。ですからどうしても上から目線になってしまったり、「ちょっとのミスなら許してくれるだろう」と甘い考えになったり、相手との接し方を履き違えてしまうのでしょう。
ただしお客様の多くが昼の世界の人間です。いくらキャバクラに遊びに来ているといっても、通常時は昼職の感覚を持っています。ですから指名している女の子があまりに常識知らずな行動を取れば許せないのは当然のことですよね・・・。そこでハッと気づければ良いのですが、中には反発してお客様との関係を壊してしまう子も。素直に聞き入れられない状態になってしまうと、なかなか一般的な感覚を取り戻せなくなってしまいますよ。
一度自分の行いで指名客が切れた、怒られた経験がある場合はしっかりと反省すべきです。どこがいけなかったのか、ミスをした後のアフターフォローや反省の色は見えていたのか?を振り返ってみてください。関係が修復不可能になってしまった場合はあなたにも何らかの原因があるかもしれません。
常識知らずのままの転職はキケン!夜の常識は昼の常識とは違うことを覚えておこう
夜職の感覚や常識はかなり独特です。筆者も業界を卒業して数年経ちますが、今思い返すと「あれは不思議だったな~」と感じる部分はたくさんあります。繁華街でないと通用しない内容も多いですから、今自分がいる世界が当たり前と信じ込むのはまさにキケン。世界はもっと広い、ということを常に頭の片隅に置いておくのがベストですね。
夜の世界で稼ぎ続けるには確かに“染まる”ことが重要だと思います。けれどもいつしか卒業を考えているなら、“染まり切って”しまうのは良いことではありません。自分の全てを夜一色にするのではなく、譲れない部分や失ってはならない感覚はぜひ大切にしてください。周りに流されることが一番よくないのです。
もし夜職から昼職への転職を考えているなら、ぜひ昼コレスタッフへお問い合わせを!長年ナイトワークをしていた人、昼職未経験の場合でも大丈夫です。あなたの人生の再出発を最後までサポートさせて頂きます。まずは相談だけでも構いません。この機会に昼の世界へ羽ばたいてみませんか?あなたにとって大きな転機となりえるはずですよ!